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中国大陸南北横断① ハルピン編

ハルピン氷祭り
期間:2001年1月~2月
旅行先:中国国内旅行(ハルピン市・北京市・雲南省各地・桂林市)


冬休みを利用して、中国の一番北にある黒龍江省のハルピンから、南の雲南省、そして広西壮族自治区まで、1ヶ月ほど旅行したときの日記を、数回に分けて載せていきます。同じ延辺隊員のHさんと一緒に出発、途中北京で洛陽の妹と合流(岡山市の公費生として岡山の姉妹都市に留学していた)、雲南を観光後2人と別れ、広西で同期の隊員の家に泊めてもらい、偶然出会った遼寧省栄口の隊員と北京まで一緒に旅をしました。ぜんぶ汽車でまわりました。大旅行だったので、いったい何から書けばいいのか分からないのですが、とりあえず、どんなところへ行ったかを書いて行こうと思います。

1. ハルピン (1/17)

 「21世紀初の氷祭りはすごい!」とのうわさを聞いて、それは見なくては、と旅のはじめにがんばってハルピンへ行きました。ハルピン行きの列車は夜行だったのですが、水蒸気で車内を暖める暖房がついていたのですが、一か所故障しており、スチームサウナ状態でした。また、トイレには暖房がほとんど利いていないので、トイレの水分は凍結していて、この氷で滑って転んだらまさに大ごとだなと思いながら用を足しました。何時間だったか覚えていませんが、ハルピンまで10時間くらいかかったのでしょうか。
さて、まさに氷祭りのためにハルピンへ行ったので、朝ついて、夜北京へ出発、というハードなスケジュールでした。ハルピンの氷祭りは有名で、国内外から観光客がたくさんきていました。この時期最低気温はマイナス30℃ほどになるのですが、幸い私達が行ったときは暖かくてびっくりしました。とはいえ、3~40分街をうろつくと顔が痛くなるので近くのホテルにかけこんで休憩、という感じでした。
 ハルピンといえばロシア風の街並みも有名です。うわさどおり、有名な聖ソフィア教会はかわいくてきれいでした。昼間はロシア風の街並みを眺め、夜(夕方)は氷像を眺めているうちに汽車の時間になってしまいました。

それにしても、寒かったです・・
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中国大陸南北横断②  北京 (1/18~1/20)

冰糖胡芦



 総会(健康診断)などで年に2回は来ている北京。いつ来ても「回来了(帰って来た)~!」と嬉しくなってしまう街です。ここで妹と合流。何度も来ているとはいえ北京は大きいし、来る時は辺境隊員の私は買い物で忙しいのでまだまだ見ていない場所がたくさんあります。今回は「人体標本」などでうわさの「自然博物館」へ行って来ました。全部人体標本なのかとドキドキしましたが、下の階は植物や動物などの標本や生態の紹介。結構詳しくて中国語ができれば勉強になりそうで感心しました。でも、人体標本は…。展示内容も、なんでこんなものを展示するのかと理解に苦しんでしまいました。見てはいけないものを見せてしまっているような…でも以外とみんないちど見てみたいと思っているものなのかな…でも私はもう行きたくないです。とにかく、下の展示内容は勉強になりそうな感じがしたけれど、人体標本は悪趣味な感じでした。
 もうひとつ北京では、「王府井」(北京にある大きな繁華街)に新しくできたとうわさに聞いていた「小吃街」に行ってきました。古い街並みが再現されていて、いろいろな地方の「風味小吃(地方の…手軽な食べ物?)」のお店が並んでいます。「観光客向け」という感じがするけど、なかなかおもしろかったです。ちなみにトップの写真は王府井の冰糖胡芦(りんごあめのようなもの)売り。

 いつもお世話になっている方と食事にも行きました。北京ダック(おいしいですよ!)をご馳走していただいたあと(ごちそうさまでした)、なんとハーゲンダッツでアイスクリームまでごちそうになりました。アイスクリーム1つが60~70元! (ちなみに私がお昼によく食べるお弁当は2.5元) メニューをみた時はびっくりしました。おいしかったけれど、食べ終わった後ため息がでてしまいました。

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中国大陸南北横断③ 雲南省:昆明(1/22~1/25)   

石林
   雲南省:昆明(1/22~1/25)                

 春節(中国の正月)前のこの時期は13億の中国人たちの大移動の時期なので切符を入手するのは本当に本当に本当に大変でした。でも、知り合いの方のおかげでなんとか奇蹟的に(?)雲南行きの寝台切符をゲット! 列車もきれいで快適で、2泊3日、50時間の汽車の旅も思っていたより短く感じました。汽車の中では湖南省の人と一緒でしたが、私は東北・北京人以外の中国人に会うのは初めて。うわさ通りのなまりにびっくりしました。普通の中国人と「中国語で」話せるので嬉しくて、少ない語彙を駆使していろいろお話ししました。楽しかったです。

 雲南は少数民族の多い場所として有名で、昆明はその雲南省の省都です。「四季春の如し」と言われる高原性気候で、一年中花が絶えないことでも有名です。着いてみてびっくり、本当に春のように暖かい! 北から来た私はそれだけで感動。花もいたるところにあふれていて、道端でバラやカーネーション、ユリに蘭にチューリップ、いろんな花が売ってあって、普通の市民の人たちが自然に買って行くのにもびっくり。(春節だから、ということもあったのかもしれませんが)延吉にも花屋さんはあることはありますが、売ってあるのはほとんど造花、その中にバラかカーネーションがわずかにあればいいほうです。北京でもあまり本物の花を見ないし、中国でこんなにたくさんいろんな種類の花を売っている場所があること、そしてお金もちでもない普通の人が自然に買っていることに驚いてしまいました。
 さて、すっかり田舎者のわたしにとっては昆明も大都会。うろうろしているうちに時間がたっていきました。観光らしい観光は「石林」という景勝地に行ったくらい。ここは「サニ族」という少数民族の土地で、名前のとおり石が林のように立っているところ。広いし人は多いし疲れました。
 そういえば、春節は昆明で過ごしたのですが、中国の人は春節は本当に家族で過ごすんですね。イベントもなんにもなくてつまりませんでした。それどころかレストランがしまってしまい、食べ物を探して昆明の街をうろうろするはめに…。でも、その途中すごいものを見てしまいました。中国の人は春節に爆竹や花火を鳴らして盛大にお祝いするのですが、私達の目の前で、ロケット花火の火が民火の屋根に燃え移り、火事になってしまったのです! 幸いしばらくして消防車が来たので屋根がこげただけで済んだのですが、本当にびっくりしました。

写真は石林。岩の上でサニ族のガイドさんが休んでいました。

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中国大陸南北横断④ 雲南省・シーサンパンナ

タイ族ダンス
雲南省:西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州・景洪 (1/26~1/31)

 昆明から夜行バスでシーサンパンナの州都「景洪」へ。24時間以上かかるときいていたけれど、バスで18時間でした(道がよくなったみたい)。バスは韓国のデウ・ホテルの豪華バスで、「寝台ではなかった」けれど快適。ただ道が悪いから大変でした。私の隣は上海から観光に来たおじさん。昆明にいる妹夫婦との旅行らしく、妹さんが上海語でおじさんにガイドしてあげていて、それをおじさんが私に共通語である「普通話」で通訳してくれました。

 シーサンパンナではなんと(?)二つ星ホテルに宿泊。でも、3人部屋で一泊30元だったのです。でも上海からのオジさん達は、「もっと安いところがある!」と別のホテルに行ってしまいました。

 シーサンパンナはミャンマーとの国境に近い雲南の南の端。本当に南国ムードいっぱい。メコン川が街の中を流れています。北から来た私達は一日目、昼間は暑くて外に出られませんでした。ここでは「“野ゾウ”ツアー」(野生のゾウを見に行こうツアー。でもいなかった。めったにいない上普通は夜出るらしい。)に参加したり、「ガンランパ」というタイ族の村に行ったり、景洪の公園を観光したりしました。「国内だけど、国外旅行」の気分でした! 

 ガンランパへはツアーで行ったのですが、タイ族のガイドのおねえさんは明るくていい人だったし、そのときのメンバーのなかに北京から来たすごーく怪しい芸術家夫妻がいたり、なかなかたのしかったです。南国気分とタイ族の雰囲気を満喫できたツアーでした。一つ心残りだったのは、「ピャオピャオ」できなかったことです。ピャオピャオは、始めなんのことかわからなかったのですが、漢字で書くと「漂漂」。漂流すること…いかだくだりです。ツアーが早くすみそうだったので、ガイドさんがおすすめしてくれたのですが、人が多くてだめでした。でも景色もきれいだし、機会があったらピャオピャオしに行きたいなと思います。…ただ、これけっこう危険なので気をつけた方がいいかもしれません。

 そうそう、タイ式マッサージではありませんが、初めてマッサージも体験しました。疲れていたので気持ちよかったです。足の裏マッサージも体験。あの、押されると痛いやつです。ほんとに痛いのでびっくりしました。「あーいたーい! そこはどこですか?」とか聞くと、「ここは目です。あなたは近視でしょう。(見ればわかるって…)」 「ここは…肛門です。」 とか言われました。やってもらったあとはちょっとすっきりしました。

 あとシーサンパンナで印象に残っているのは春歓公園(曼听公園ともいう)という公園。ここではショーレストランよりもずっといいタイ族の踊りをみられるし(無料)、有名な水かけ祭りも体験できます。なかなか楽しかったです。でも、なによりもこの公園で印象に残っているのは、公園の中にあるタイ式寺院で、お坊さんとお話をしたことです。まだ修行中の少年僧といった感じの男の子でした。「タイでは女の人はお坊さんに話しかけてはいけないし、お坊さんを見てもいけない」というようなことを聞いていたので、お寺ではお坊さんの方を見ないようにしていたのですが、なんと暇そうなお坊さんのほうからいろいろと話しかけてきました。「どこからきたの」から始まっていろいろ話をしたのですが、朝鮮族の中国語と同じで、ネイティブではないので簡単な中国語で話してくれるので会話も楽でした。彼はお寺の番をしながらタイ語の勉強をしていました。教科書を見せてもらうと、ミミズのようなタイ語の横に中国語で、「ニーハオ」、「謝謝」…おや??? 

 よくよく聞いて見ると、シーサンパンナで使われているタイ語はタイのタイ語とは違うのだとか。だからタイ族とはいえ、タイ語を勉強しなくてはいけないのだそうです。朝鮮族と違って、タイ語は学校では勉強しないみたい。「タイのものはこちらのものよりなんでも質がいいんだ…」と彼。おや…この言葉、どこかで似たような言葉をきいたような。でも、わざわざ勉強しなくても朝鮮族は言葉が通じるし民族教育もしっかりしているけれど、こちらのタイ族は方言もまた激しいようでなかなか大変そうだなと思いました。今回の旅行ではいろいろな少数民族に合ったけれど、自分の言葉を自由に読み書きができ、さらに話せる民族ってあまりいないように思いました。

 それにしてもシーサンパンナは本当にのんびりしたいいところでした。本場タイの料理とは少し違うけれど食べ物もおいしいし、人もやさしいし、延吉より小さな街なのに、気が付くとの~んびり5日間も滞在してしまいました。5日目、こんなところで沈没していてはだめだ、と大理へ出発。

(写真はシーサンパンナ公園で見たタイ族のダンス)

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中国大陸南北横断⑤ 雲南省:大理

大理へ
雲南省:大理  (2/1~2/5)

 またバスで大理へ。今度は寝台でしたが、バスはぼろぼろ。ものすごい、崩れそうな山道を30時間、なかなかハードな旅でした。私の隣は内モンゴル自治区から一人で来たという30歳くらいの男の人。「工人」だから、日本語だと工場で働いている人という意味かな。「雲南へ来るのが長年の夢だった」そうです。春節といえば中国では一家団欒してすごすのが普通。でもその人は、「家族とはいつも一緒にいるし、こんなチャンスはなかなかないから、と家族も応援してくれた」、と、内モンゴルに家族を残しての一人旅をしていました。中国人バックパッカーの先駆けのような人でした。その人とは内モンゴルのこと、日本語のことなどいろいろ話をしました。周りの席の人達とも話をしたのですが、雲南なまりのある言葉を理解するのにに苦労しました。朝鮮族が普段中国語を話すことが少ないようにこちらの人は普段普通話を話すことが少ないみたいで、外国人の私に「私の普通話、下手でしょう? 通じる?」と聞いてくるのが不思議な感じがしました。
 大理へ入ると、道の両脇に菜の花畑が広がっていたのですが、内モンゴルの人が「あの花は何の花?」と聞いていたのが印象に残っています。生まれて初めて見たと言うのでちょっとびっくりしました。きけば、私達はそれほどいいと思わなかった野ゾウツアーでフイルムを6本使ったとか。熱帯の植物が珍しかったのだそうです。外国から来たわたしより、内モンゴルの草原からきたこの人の方が、カルチャーショックは大きいんだろうな…と思いました。
 この大理という町は「白族」の町です。「シ耳海」という湖のほとりにあります。青空の下白壁の家が並んでいて、街の外には菜の畑とシ耳海…景色がとてもきれいでした。観光地化が結構進んでいて、なんとなく作られた街という感じがしたこと、客引きのすさまじさがなければもっとよかったのですが…。ちょっとびっくりしたのは、白族の食べ物にチーズっぽい物なんかがあったこと。食文化の違いを感じました。
 大理ではシ耳海の島めぐり、郊外にある古い街並みや藍染めの有名な村、白族のバザールなどに行きました。島めぐりは大変でした。疲れていたせいか、船で酔ってしまって。島めぐりは船をチャーターして行ったのですが、その中で四川省の男の人達と一緒でした。「イ尓快回来」という中国のヒットソングを絶叫していたのが印象的な、すごく元気な人達でした。でも酔っている時に四川なまりで話しかけられるのはかなりつらかったです。

写真は大理への悪路。

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中国大陸南北横断⑥ 雲南省:麗江

 大理からバスで数時間、そこまで期待していなかったのですが、さすが世界文化遺産にもなっているだけありました。ここ麗江は納西(ナシ)族の街。今回の旅行で一番きれいな場所でした。数百年前のままの街並みは本当にきれいだったし、外国人好みのお店もいっぱい! かわいい物もたくさんありました。寒いところとは聞いていましたが、ほんとに結構寒くて、雪も降りました。ここでは長江ツアーで「長江の第一湾」、そこから少し下流の「世界一の峡谷(ほんとかなあ…)」へ、他には自分たちで近くの村とお寺などに行きました。
 長江ツアーはなかなかおもしろかったです。峡谷はちょっと期待外れでしたが、崖の岩が全部大理石なのにはびっくりしました。

 お寺に行ったときは大変で、行きは行き先を間違えて別のお寺に行く乗り合いトラックにのってしまったのですが、お客がわたしたちだけだったのでそのままそのお寺に連れて行ってくれました。が、「帰りは送らないよ」と冷たいトラックのおじさん…。なんとかなるさ、と思っていたら帰りはタクシーもバスもなくて、雪も降り出すしどうしようかと思いました。(お寺、かなり辺ぴなところにあったのです。)馬(*馬車ではありません。)はあったのですが、近くの村まで馬でその馬で一時間! 困ったわたしたちでしたが、なんとか無理やり人情に訴えて(?)上海からのツアーバスに乗せてもらうことができました。バスでは中国人の好きな(?)「さくら」を歌わされたものの、なんとその後の観光までただで仲間に入れてもらえました。それにしても、無事帰れてほんとによかった…。上海の皆さんに感謝!

 それにしても、麗江では中国の田舎の気分が味わえるということだったのですが…延辺にくらしている私にとっては、延辺の景色の方がきれいだし、田舎って感じもしないなあ…と思いました。観光地化が進んでいたせいだからでしょうか。それとも…

写真は長江の第一湾。長江第1湾で

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プロフィール

Xingzi

Author:Xingzi
20世紀末から21世紀初めまで、中国吉林省の延辺朝鮮族自治州の州都・延吉で、日本語教師をしていました。その時の体験記のブログです。
(ブログ内容の無断転載はお断りしています。)

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