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-20℃の世界①


わたしのいた延辺では、冬は最低気温が-20度以下になることがありました。 そんな世界の様子をみなさんにお届けしましょう…

1. 窓
 こちらの家は、ほとんどの家が二重窓です。真冬には外側の窓はかちこちに凍り付いて、私の部屋では内側の窓と外側の窓の間に大きなツララができました。冬の間は窓の間は天然の冷蔵庫、時には冷凍庫になります。最高気温が0度以下になったころからでしょうか、窓に付いた霜がとけなくなり、窓が凍り付いて開かなくなります。そして、面白いことに、凍った霜で窓に木のような模様ができます。ロシア人の先生は、「窓の絵」と呼んでいました。毎日模様が変わるので、なかなか面白いです。
 ところで、さっきほとんどの家は二重窓と書きましたが、古いオンドル小屋のような家は、一重です。そういう家はどうしているかというと、窓の外側にビニールをはって耐えています。でもこれはかなり寒い…。ときどき一重窓の小さな食堂がありますが、窓側の席に座ると、体の芯まで冷えてしまいます。一重窓といえば、冬のバスの窓側は最悪。暖房付きのバスでも窓の内側は氷でおおわれていて、つめたーい冷気が流れてきます。一度仕方なく真冬のバスに乗り5~6時間耐えましたが、道の悪さと寒さで死にそうでした。

2. 雪
 ハルピン隊員が、「雪が結晶のまま降って来る」と言うのをきいて、「日本でも結晶みたことあるぞ!」と思った私ですが、寒い日に降ってきた雪を見て、「本当だ!!」と感激しました。日本のものは、結晶が見えてもちょっとかたちが変だったり、すぐ結晶のかたちが崩れてしまいますが、こちらはつんつんの完璧な結晶のまま降って来て、結晶のまま積もります。パウダースノーといいますが、本当にさらさら。新雪はつんつんの結晶のままなのですくうとまるで星の砂のようです。かくかくした結晶のままだからか、日があたるときらきら反射もして、すごくきれいです。雪が降ったあとはたいてい晴れるので、よく私は新雪の中ひなたぼっこをしてました。不思議とさむくないんですよね…乾燥しているせいでしょうか?
 でも、驚いたことに、最高気温が0度以下でも、雪ってだんだん解けて行くのです。不思議ですよね。
 ところで、延吉市では雪について面白い決まりがあるそうです。雪が降ると、24時間以内に家の回りの雪かきをしなければいけないのです。 そのため、大雪の後には市民が一斉に雪かきを始めます。道路もしなくてはいけないので、車を止めて雪かきをするのですが、これが大渋滞のもとなり、タクシーもバスも歩道を走りだします。
 ちなみに雪かきをしないとどうなるかというと、罰金です。さらに、雪かきをしなかった団体、会社ワースト・テンの名前は、地元の延辺テレビに発表されるという徹底ぶり(ちなみにベストテンも発表されます)。そんなわけでみんな一生懸命雪かきをしています。
 この雪かき、小学生も学校の周辺で頑張っています。うわさによると、雪かきの人手のたりない付近の住民は、小学校に頼んで雪かきをしてもらうのだそうです。ちなみに、ただではありません。ちゃんとお金を払うのですが、そのお金、先生達のポケットマネーに!? とか聞いたような… ほんとかどうかよくわからないですが。
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マイナス20度の世界 ②

今回はマイナス20度の世界がどれくらい厳しいかについて少し。

寒いなんてものではありません! -20℃くらいになると針で刺すように空気がいたくなります。セーターだけで外に出てみると、セーターの網目から空気がちくちくと肌を刺します。コートも風を通さないものが必要になります。

そういえば、冬の中国の映像でマスクをしている中国人をよく見かけるのではないかと思いますが、カッコ悪いとは言っていられません。結構重要なアイテムです。というのは、マスクをしていないと顔がりんご顔になってしまうのだそうです。

モンゴル(-40度くらいまで下がる)や中国の人に、よくほっぺが真っ赤な人がいるのに気づいたことがあるでしょうか?? 本当かどうかよくわからないのですが、あれは冬の間マスクをしないで顔の皮膚を空気にさらしていたせいなのだと聞きました。

マスクにはもうひとつ意味があります。冬になると中国の北の方では暖房に石炭を燃やします。セントラルヒーテイング用に巨大な釜で石炭を燃やすので、まるで産業革命当時のロンドンのように空気はどんよりとすすだらけになります。白いコートは一日で灰色になってしまいます! もちろん、コートだけでなく、顔も、鼻の穴もすすだらけになってしまうので、それを防ぐためにマスクをしている人も多いです。

おまけにもうひとつ…-20度の世界でやせ我慢して薄着をしていると…春頃になって急に関接にくるそうです。もしこれから寒い地方に行く方は、防寒対策には気をつけてくださいね! 

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秋…テントウムシの季節


何月ごろかは忘れてしまったけれど、秋、薄いコートが必要になってくるころ、延辺の街には大量のテントウムシが飛び交い始めました。歩いていると、服にテントウムシがたくさんついてくるから、初めてみた時は本当にびっくり。

越冬用の場所を探して飛び始めるみたいで、あまりにも大量のテントウムシが飛び交うので、その間は窓をあけられませんでした。窓を開けっ放しにしていた学校の職員室にはテントウムシがいっぱい飛び込んできて、2重窓の隅っこや本棚の端っこにテントウムシがたくさんもぐりこんでいました。

テントウムシに悩まされる日々は1週間くらい続いたように思います。それが終わるとどんどん冬に向かって寒くなっていったような…

それにしても、テントウムシが大量にとんでいるのって日本ではみないですよね? 日本はゆっくりと冬になっていくので、テントウムシもいそいで越冬地を探す必要がないのかもしれません。

秋のように一斉にではなかったようにおもいますが、長くて厳しい冬が終わると、テントウムシは再び新緑の世界へ飛び立っていきます。秋、服にまつわりついてくるテントウムシはイヤだったのですが、春、テントウムシを見つけると本当に春が来たんだな~なんて嬉しくなりました。

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プロフィール

Xingzi

Author:Xingzi
20世紀末から21世紀初めまで、中国吉林省の延辺朝鮮族自治州の州都・延吉で、日本語教師をしていました。その時の体験記のブログです。
(ブログ内容の無断転載はお断りしています。)

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