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悲しい選択

悲しいことですが、中国にいたころ、妊娠初期の、まだ妊娠したかどうか気づいていなかったころに風邪薬を大量に飲んだということで、せっかく授かった赤ちゃんをおろしてしまった人が周りに何人かいました。日本人の私が知っている中国人はそんなに多くないはずなのですが・・・。

中国では風邪を引くとまず薬を飲むのですが(日本でも普通そうですが)、私のいた地域では、薬局がそれぞれの「風邪薬スペシャルブレンド」を調合してくれていました。中には10種類近い薬をブレンドしてくれるところもあり、知り合いの日本人の先生の中には、一日三回その10種類を一度に飲むようにいわれて素直に飲み、薬の効果かハイになってしまい、身の危険を感じた人もいたほど。一般的に、薬の効果も日本のより強かったような気がします。また、風邪をひいて病院にいくと、すぐ点滴をしてくれるので、病院で点滴をしてもらうと言う人もいました。本当はあまり体によくないのだそうですが、点滴をするとほんと、ふしぎ、すぐ楽になります。

そんな風邪の治療が普通だったので、風邪薬の飲みすぎで、赤ちゃんに障害ができてしまうことはよくあるのかもしれません。特に一人っ子政策の中国では、できるだけ優秀な赤ちゃんを産むための(そして自分たちの老後を支えてもらうために)両親、そしてじいじ、ばあばの努力と意気込みは相当なものなので、少しでも不安があったらおろしてしまうでしょう。でも、だからこそ一人っ子の国・中国のプレママ、プレパパたちは、赤ちゃんを作るタイミングは、熟考していて、気をつけているはず。ベビ待ちの女性が、風邪引いたくらいでほんとうに風邪薬を大量に飲むのでしょうか??

女性の社会進出は日本と比べられないくらい進んでいたけれど、女の人が主婦をしていたら食べていけない(子どもをいい学校にやれない)のが現実の街でした。「お子さんは女の子、男の子?」と聞くと、女の子のママから、「女の子だけど、かわいいですよ。」と返事が返ってきたりしました。風邪薬のせいで泣く泣く赤ちゃんをおろした人たちが次に授かった赤ちゃんはみんな男の子。ほんとうに風邪薬のせいだったのかもしれないけれど、そうでなかったら、ほんとうに悲しいことだなと思います。
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即興カラオケ? 

中国の人達は歌が結構好きだと思います。タクシーやバスの運転手さんはよく音楽をかけているし、道を歩いていると鼻歌を歌いながら通りすぎていく人達に出会い、公園へ行けば大声で発声練習をしている人達に出会えます。

そしてそんな中国人の中でも延辺の人達はそれに輪をかけた歌好き。宴会の場でも、ピクニックでも、ほろ酔い気分になってくると、歌でも歌うか、という感じでみんな順番に歌い始めます。そしてさらに盛り上がってくるとみんな踊り始めます。ゆっくりした曲なら社交ダンスに、ダンスミュージックならディスコ風に、そして朝鮮民族音楽調なら朝鮮族風に踊り始めます。もし延辺でレストランに行くと、突然隣の団体が歌い出すかもしれません。また、天気のいいひは公園で踊り歌っている人達がいるかもしれません。でも実は日本もそうですよね。花見や忘年会などにその名残が残っているような…

そんなわけで延辺で宴会に行くと、即興カラオケが始まり、歌の順番が回ってきます。歌詞がないと歌えないよーなんて言っても逃げられません。特に学生のパーティーに呼ばれた時は必ず歌わされます。おかげで私も歌のレパートリーが増えました。やっぱり受けがいいのは演歌調の曲です。それからキロロの曲はメロディーもきれいで歌いやすいのと、中国人がカバーしているのでよく歌いました。そして、歌えないよ-といっているとよくリクエストがくるのが、
「さくら」
「北国の春」
「四季の歌」
「一休さん」
「スラムダンクの主題歌」

でした。
「さくら」は中国人はみんな知っています。
よくテレビドラマの日本人の出てくるシーンで使われるからでしょう。たま~に歌える人もいます。なんとなく複雑な気分になりますが、歌ってあげると非常に喜ばれます。一方四季の歌は中国語バージョンがよく知られているみたい。北国の春は、中国人がこよなく愛する日本の歌のひとつで、中国でもよくカラオケで歌われています。
そして…一休さんとスラムダンク…これは中国ではやったアニメだからだと思いますが…時々この2つの歌は日本語で歌える学生がいたりしました。

特に一休さんの「母上様…お元気ですか…」というラストの歌は、私の大学の日本語科の学生の多くが歌えました…ゆっくりした曲だからでしょうか。一休さんは結構延辺では有名で、イラストとともに「聡明の一休」なんて書かれたニセモノ一休さんグッズもよく見かけました。
たまたま一休さんは子供のころ好きだったので歌えたのですが、スラムダンクの主題歌って…?

とにかく延辺に行く予定のある方、即興で歌える日本の歌をいくつか用意しておくことをお勧めします。「ぞうさん」や「チューリップ」で逃げる手もありですが。

フルーツ天国

桃が500グラム20円…!(当時)
中国は果物が安かったです。中国の桃は日本の桃よりずいぶんと小さいのですが、本当に甘くておいしい。桃だけではなくていろんな果物があります。どうして日本の果物ってあんなに高いんでしょうね? もちろん、人件費の問題もあるとは思いますが…

中国には日本にはないいろいろな種類の果物がありました。
たとえば、延辺名産の「りんごなし」。リンゴと梨をかけ合わせたもので、ほんのり赤くなったところのあるナシ、でもちょっとリンゴのような香りがある、そんな果物。

「ホオヅキ」も果物の1つ。
延吉についてはじめての日、外事処(大学の外国人等を管理する部門)の方が買ってきてくださった果物に入っていて、「?????」と思ったことをよく覚えています。日本でもケーキの飾りなどに使われていて、日本では高級品なのではないでしょうか。ちょっとアルコール分があるので、たくさん食べるとお酒に弱い人は酔ってしまうとか。(中国では酔うほどたべられます!) イギリスにも売られているけれど、やっぱり高い食べ物です。

それから、「ライチ」。
日本では最近やっと「生ライチ」の輸入が認められたそうですが、中国では南部で取れるため、北海道くらいの緯度にある延辺でも生ライチが食べられます。おいしいですよ!
延吉では値段は高め、ライチの鮮度もいまいちですが。
たいてい柳の葉っぱがライチの枝と一緒に束ねられていて、ライチの赤と柳の緑のコントラストがとてもきれいでした。

変ったものでは「火龍果」。
真っ赤な皮につつまれていて、中はあけびのようになっています。
日本で見た事なかったし、和名がなんというのかは分からなかったのですが…サボテンの実ではないかと思ったり、なんともエキゾチックなかたちをしています。

それから、初夏になると出回り始めたのが、朝鮮族のおばちゃんたちがたいてい売っている「イルポンエンド(←彼女たちの発音はこう聞こえる」という透明なエメラルドグリーンをした実。透き通っていて、うすーく白の縦じまがついています。マスカットを透明にして縦じまを入れたような感じの果物というとわかりやすいでしょうか? おばちゃんの発音を直訳すると、「日本エンドウ」かも・・・と思うんですが、日本ではみたこともない不思議なもの。「可以試試ロ馬??(試食していい?)」と聞くといいというので、そのまま食べるのだというおばちゃんの言葉どおり口にしてみたのですが、すっぱい!! おもわず「アイヨー、太酸ロ拉、不用!(わ、酸っぱいよ-!いらない!)」と買わずに逃げてしまいました。

このイルポンエンド、その後イギリスでお目にかかることになるとは夢にも思わなかったのですが、「グーズベリー」という名前で売られていました。

中国にある果物、安くておいしいものばかりではありません。安くておいしくないものもいっぱい…たとえば、リンゴはあまりおいしいと思えるリンゴに出会ったことはなかったし、ブドウも水っぽいものが多くてなかなかあたりに出会えませんでした。メロンは外見はとてもおいしそうなのに、水っぽくって「瓜」のようでした。マスクメロンと全く外見は同じなのに、味がない…きっと今回もそうだろう、と思いつつもとってもおいしそうな外観にひかれついつい何度も買ってしまったのも、今となってはいい思いでかな?

そういえば、「ハーミー瓜(漢字忘れた)」という瓜がよくうられていたのですが、年配の先生は「子供のころよく食べたよ!」とよく買ってきていました。「ハミ瓜」という名で以前はよく栽培されていたそうです。私ははじめて目にした果物だったのですが…。中国って懐かしい果物に出会える場所なのかなと先生の話を聞いておもいました。

他にも中国にはいろんな果物があふれています。そういえば、江南地方を汽車でとおりすぎた時、隣の席のおじさんにもってけ、と小玉スイカくらいある「柚子(日本のゆずとは全然違う!)」という巨大ハッサクのようなものをもらってびっくりしたこともありました。ナイフを使ってもなかなか向けないくらい皮が分厚くてびっくり。香港ではこの皮でスープを作ることもあるのだそう。また、ラオスとの国境辺りまで南下したところには冬でもパイナップルやスイカが実っていて、食べたら本当に甘くておいしかったです。

日本も南北に長くて気候も風土もいろいろだけれど、中国にはかないません。私の住んでいたのは北だったけれど、南に行けばいくほど本当にいろいろな果物があって、その土地土地での市場の果物チェックをするのが楽しかったです。
プロフィール

Xingzi

Author:Xingzi
20世紀末から21世紀初めまで、中国吉林省の延辺朝鮮族自治州の州都・延吉で、日本語教師をしていました。その時の体験記のブログです。
(ブログ内容の無断転載はお断りしています。)

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